なんか思ったように切ってもらえんかったわ
伝え方悪いんやろか?
カウンセリングってなんか緊張するし難しいよな。誰でも出来る簡単なポイント伝えよか
美容室での失敗エピソードって結構目にしますよね
本来美容師のカウンセリング力不足に他ならないと思ってはいるんですよ。お客様の曖昧なイメージをしっかり具現化するのがお仕事ですので。
ですが、全国50万人以上いる美容師がみんながみんな最高のカウンセリング力を兼ね備えているわけではもちろんなくて
とりあえず失敗の無いオーダー方法をお伝えします
〇〇㎝切ってくださいはダメ❓❗️
○○㎝って、せっかく世界共通単位なのにも関わらず、めちゃくちゃ曖昧な世界なんですよね。
あなたの3cmと美容師の3㎝って少なからず誤差がでます。
『全体的に3㎝切ってください』→『かしこまりました!』で切っちゃう美容師だと気をつけた方がいいです
そもそも3㎝ってどこを?トップは?アンダーは?顔周りのレイヤーは?って言う世界なのですが、お客様はそんなこと分からなくてもいいです。
『3センチ切った結果、こう言う雰囲気になりますよね』って言う画像を何枚か添えてください。
それやったら3センチどころじゃなく長さ足りんやん!って場合もあります笑
結局は雰囲気の世界なんですよ。
写真が何枚かある事で、美容師も『ああ。この方はこういう雰囲気にしたいんだな』と全体像を捉えてくれるはずです。
してください→できますか❓
カットもカラーもそうなんですが、髪の毛って素材が天然素材で十人十色。そこに様々な履歴を経ています。
ましてやご新規様だと他店でどんな薬剤を使っていたのかや、ご自宅でのお手入れ方法の違いで状態が様々。
実際その技術ができないことも多々あるんです
そんな状態の中『これにしてください!』と言われちゃうと『できません』って言えない美容師が多い。
私は無理な物は無理って言っちゃうけどね。お金頂いてるし嘘はあかん!
- 何とかギリギリ出来る限りやってあげたい
- できないって言いたくない
- できないって言っちゃいけないと思ってる
- メニューが減ると売り上げが下がるから無理矢理やる
理由はそれぞれですが、なんか頑張っちゃって結果失敗してしまうパターン・・・
俺の辞書に「できない」なんて言葉は無い!的な??
それでできりゃ問題ないんですがね、できてないから失敗談があるわけで。
なので、ポイントとしては〇〇できますか?という聞き方。
『できるだけ痛めたくないので、ブリーチは使いたくないのですがこの色できますか?ならなそうなら自然なブラウンにしたいです!』
『こんなに短く切ったら広がりますか?朝全然スタイリングの時間がかけられないので、広がるようだったらもう少し長めに置いておきます』
え!お客様にそこまで言わせるん??
と言われてしまいそうですが、あくまで絶対失敗されないオーダーポイントです。一度失敗してしまうとリセットに時間がかかるのも髪の難しいところ。素敵な美容師に巡り会うその日まで、失敗されないよう対策をしていきましょう。
- このカラーってブリーチ使わずできますか?
- このスタイル、この長さでもできますか?
- 私の髪質だと、広がりませんか?
- アイロンなくてもできますか?
イメージ通りの写真を持っていこう
今やスタイル写真はネット上に溢れています。イメージできる写真はどこかにあるはずです。
こんな感じと思える写真をできれば、3枚ほど見せましょう。
何枚かあることで全体的な理想の雰囲気を理解してくれやすいです。ボブスタイルなんかは襟足の長さや、サイドが前下がりなのか、前髪があるのか等でめちゃくちゃ雰囲気が変わります。
色んな角度の写真を探してみましょう。
『なんとなく想像はできてるけど、写真が無い』なんて方もたまにいらっしゃいます。ですが先程の通り、この世にスタイル写真は溢れています。
そんな中写真が見当たらない場合、想像しているスタイルが現実的では無いスタイルな事が多いです。
というのも、カウンセリングでご要望を伺ってみると、
『それ、全部ひっくるめるとスタイルにならない!』って事よくあります。
ですが、そのまま言われた通り切っちゃう人もいます。
『はい、段入れました。軽くしました。前下がりにしました。』で結果、『んんんんんんん?なんじゃこれ』なスタイルに。
そんな時はある程度要望を伝えた後、
『思った写真が無かったんですが、どんな感じになりますか?』と聞いて、一緒に写真を見て最低限の情報共有をしておきましょう。
『このオーダーでそのスタイルにしようと思ってたん?無いわ・・・』なんてことは回避できます笑
色々考えるの大変!やだー!
ってなっちゃう方は
早めに安心して、任せられる美容師さんを探しましょう。
今日はそんな感じです
最後までありがとうございます!またね!