美容師たまごさんへ

【カットが出来たらOKじゃない⁉️】美容師の働き方①

こんにちは!ころすけ(@Biyou Corosuke)です。

入社1年目君

一流の美容師目指してがむしゃらにレッスンや!

ころすけ

がむしゃらレッスンも大事やけど、早めに考えてた方がいい事もあるから覚えててや!

晴れて美容室入社!まずは現場の慌ただしさにオロオロ、日々課せられるレッスンカリキュラムに頭がいっぱい。
ですが、できるだけ早めに考えておいた方がいいことがあります。

こんなに大変やのにまだ考えなあかんことあんの?!無理!

そう思いたい気持ちもめちゃくちゃわかりますが、大切な事なので是非最後まで見てみてください。

それは将来の働き方です。

一言で美容師と言っても、今後の働き方の選択肢がとてもたくさんあるお仕事です。

選べる自由があるのはとてもいい事なのですが、早めにどうなりたいかを選んでそれにあった行動をしていかないと、

なんとなくスタイリストにはなったけど、理想の年収にもならないし、体力も持たないし、今後が不安・・・・

そんなことになってしまいます。美容師は体力仕事です。バリバリ現役で現場で稼げる時間は思ったより短いです。

早いうちから、最初はぼんやりでもいいので働きながら自分の理想を考えておきましょう。



美容師としての主な今後も働き方としてはざっくり以下のものになります
↓↓

美容師の主な働き方
  • スタイリストとして正社員
  • 業務委託・面貸しで個人事業
  • 独立スタイリスト
  • 経営

今回はスタイリスト正社員について詳しく体験も踏まえて解説していきます。

スタイリスト正社員

雇用の安定


日本では、正社員という雇用契約は労働基準法によって、手厚く守られている立場になります。

簡単にいうと

  • 理不尽な理由で解雇されない(労基法20条)
  • 最低賃金の保証(労基法24、28条)
  • 会社都合の休業の場合の休業手当の支払い(労基法26条)
  • 労働時間や休日、休憩時間の規定(労基法32、43、53条)

等、この他も様々な条件によって突然の解雇や、急な減給などがされないようになっています。
(美容室の場合、まだまだ完全に満たされている職場もまだ少ないですが・・・)


なので、会社側も本当に雇って大丈夫なのか、最初の数ヶ月は研修期間を設けているサロンも多いです。

不安定な職業の中、簡単に解雇にならないのは正社員のメリットの一つですね!

福利厚生・社会保険

正社員雇用は、その他の契約に比べて比較的福利厚生、最低限の社会保険が整っている会社が多いです。

昔に比べて、社会保険完備のサロンが増えましたね。正社員の最大のメリットは

国の社会保険の恩恵が受けられる

事だと思います。間違ってもアシスタント期間や、今後長く正社員として働く場合は最低限の社会保険完備のサロンにしましょう。



特に女性は、国民健康保険だと産休手当が貰えない等、健康保険と国民健康保険の違い等、しっかり確認しておきましょう


ちなみに私の1年目のサロンは

  • 年金無し
  • 健康保険無し
  • 雇用保険無し
  • 有給無し
  • 月休み5日
  • 連休は3が日のみ
  • 初任給12万5千

という、今では訴えられそうな条件ですね笑
流石にこんなところは今は少ないでしょうが、オーナーが美容師だったり小規模サロンの場合
『私らの若い頃は・・・』という価値観のままの条件のところも少なくないのでしっかり見極めましょう

難しい社会保険をわかりやすく解説してくれるオススメ動画です

お給料・年収

正社員としてお金のメリットは基本給としての保証金額が厚い事。

正社員美容師の収入は、基本給➕歩合です。

基本給がしっかり補償されている事で、毎月のお給料が安定しますよね。

ただし基本給がしっかりある分、歩合の割合が少なく、売り上げ上げまくっても言う程お給料が上がりにくい傾向にあります。

ゆくゆく年収アップさせるには、昇進して役職に就き、

歩合給+役職手当

で増やしていく必要があります。役職がないスタイリストは、20〜25万スタートあたりが一般的です。店長クラスで30万〜が目安といったところ。ただし、業務委託のようにさらにそこからの歩合がプラス40%以上ももらえる事は少ないです。

サロン選び

そこで、スタイリストとして正社員で働く上で大事なポイントが

スタイリストになってからのサロン選びです。

ころすけ

1年目のサロン選びはこの記事も参考にしてや!

↓↓↓

あなたの今の会社のトップスタイリスト、役職者たちはどうでしょう?

  • お給料
  • 勤務時間
  • 福利厚生
  • 会社満足度

あなたの理想の働き方に近いでしょうか?

今のサロンのトップのスタイリストや役職者の働き方が、自分の将来像に近くなるという事。

『この人たちより稼いだる!!』と言う気持ちはあっても、同じ会社にいる以上その会社の査定基準の範囲内でしか上がりません。

職場に対してパーフェクトを求めるのは難しいですが、

  • 時間に融通を利かせたい
  • お給料をあげたい
  • 店長、エリア長等役職者になりたい

等、自分の理想の働きを考え、正社員の場合はその選択肢があるサロン選びが大切です。

たくさんあるサロンの中から、是非自分に合ったサロンを見つけましょう。


正社員についてはここまで!また他の働き方も順次アップしていきますのでお待ちください^_^

ころすけ



最後までありがとうございました!いい美容師ライフを!








ABOUT ME
corosuke
エステ、メイク等、トータルビューティーを学んだ現役美容師です。